とある出来事から彼氏の束縛がキツくなり、一気にストーカーへと変貌する事件がありました。
当時は付き合いたてで職場でも公認だった私達カップルには何の問題もなくラブラブに過ごしていたのですが、彼氏が私との将来を考えて良い職に就く為にも今の職場を退職すると言って退職しました。
最初は寂しく感じましたがお互いに未来を考えるのならと考えて、私も今の職場で頑張り結婚の為にもコツコツ頑張ろうとしていた時でした。
段々と月日が流れ始め、気付いたころには彼氏が私の仕事終わると必ず就業時間に待ち伏せるように会社の玄関で待っているようになったのです。周りの友人達には羨ましがられましたが、実際私は嬉しいという気持ちがなくなっていたのです。
それと言うのも私の予定を聞いているにも関わらずやってくるのです。例えば友人と飲み会に行くと告げてあったり、友人と買い物に行くと告げてあっても必ず職場の玄関で待ち伏せをして来て気付けば友人に会えなくなる日が続きました。
彼氏の考えは恋人さえ居れば友人なんて必要のないという考えの人で、私にとっては友人は掛け替えのない大切なもので意見が全く違いました。私も彼氏に逆らえれば良かったのですが、結局全ての時間を彼氏に注ぐようになってしまいました。
メールが来たら3分以内に返信をしなければ直接電話が掛かってくるし、電話に出るのも遅ければ何をしていたのか全て教えなければいけませんでした。職場に居ても彼の親友が一人、彼の味方をしているせいで、私が職場の他の男性と仕事のことで話していてもそのことを全て報告されていました。
職場でも全て彼氏に完視されているような生活は次第に私をボロボロにさせました。
そんな私をみかねた両親と友人が彼氏と別れることを勧め、私も一時的にでも傍を離れようと別れを決意したのです。
別れてからも家の近所だったり職場で待ち伏せが多くありましたが、事情を知っている職場の人達が送ってくれたりして助かりました。
メールアドレスを変えたせいでSNSを通して私の友人達にアドレスを聞きまわったりしていたのを友人伝いに聞きましたし、彼氏の親友から毎日20回以上の電話や留守電があり家に居ても何をしていても本当に怖かったです。